楽天モバイルは、楽天回線とパートナー回線を用いることで、全国のほとんどの地域で通信可能としています。
また、住んでいる地域の回線エリアを確認する方法は以下の通りです。
この記事では、他にも楽天モバイルが繋がりにくいときの対処法や繋がりやすいエリアの特徴も紹介していきます。
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楽天モバイルのエリア拡大予定や最新情報

楽天モバイルは、2020年4月にサービス開始し、徐々にエリアを広げています。
現在の楽天モバイルの通信エリアは、「楽天回線」と「パートナー回線」の2つに分けられており、それぞれの回線の違いは以下の通りです。
| 回線 | エリア | 特徴 |
|---|---|---|
| 楽天回線 | 楽天が独自に構築した基地局によるエリア | 都市部や人口密集地域に対応 |
| パートナー回線 | au回線を借りて提供しているエリア | 楽天回線が届かない地域に対応 |
「楽天回線」と「パートナー回線」があることで、全国をカバーできており、現在は5Gエリアを急速に拡大していっています。
2025年には、「九州・沖縄、四国、中国地方における対象地域の5Gエリアを最大2.0倍にまで拡大」を達成しています。
2025年10月現在の5G対応エリアは、「楽天モバイルのエリア検索ページ」で検索可能なので、確認してみてください。
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楽天モバイルのエリア確認方法

楽天モバイルのエリアを確認する方法は、一つだけでなく、複数存在しています。
エリア確認方法は以下の通りです。
楽天モバイル契約前と契約後でも確認方法が異なるので、チェックしてください。
楽天モバイルの対応エリア確認方法
楽天モバイルの対応エリアは、住所検索で調べることができます。
具体的な手順を紹介します。
この検索をすることで、以下のエリアが判明します。
- 楽天回線5G sub6エリア
- 楽天回線4G LTEエリア
- 楽天回線4G LTE拡大予定エリア
- パートナー回線エリア
4Gと5Gのエリアは、「4G LTEのみ表示」というタブを切り替えて確認してください。
楽天モバイルの基地局マップの確認方法
楽天モバイルの基地局マップの確認は、「cell mapper」というサイトを利用しましょう。
cell mapperとは?
※クリックで開きます
「cell mapper」は、ユーザーが提供するデータをもとに、携帯電話の基地局の位置や信号強度を可視化するクラウドソーシング型のマッピングサービスです。
基本的に安全性の高いサービスです。
ただし、個人情報(名前や電話番号など)が送信されるわけではありませんが、どの場所で測定したかというデータは残る点は考慮しておきましょう。
具体的な確認方法は以下の通りです。
画面の左上に表示される「Menu」を押してください。
以下の設定を行いましょう。
- Provider→「Rakuten-Japan-44011」
- Network→「4G-LTE」
- Band→「All」
設定後、赤い電波マークの位置が表示されます。
赤いマークが基地局を示しており、緑の部分は、実際に接続された位置や電波の強さです。
楽天モバイル利用場所から基地局までの距離は半径2〜3キロ以内が目安とされています。
そのため、「2〜3キロ以内に基地局がある」「付近に緑色が表示されている」のいずれかであれば使用可能と判断してください。
楽天モバイル契約前|iphoneのデータ通信機能で回線エリアを確認する手順
楽天モバイルのエリア確認は、楽天モバイル契約前でも可能です。
まず、iPhoneで確認する方法を紹介していきます。

iPhoneの設定から、モバイル通信を選んで押してください。

「ネットワーク選択」を選択して、押してください。

「ネットワーク選択を押し、「自動」のところをオフにしてください。
その後、「Rakuten」または「440 11」があれば対応エリア内にいるということになります。
簡単で確実な方法なので、iPhoneユーザーの方は、一度試してみてください。
楽天モバイル契約前|Androidのデータ通信機能で回線エリアを確認する手順
楽天モバイル契約前のエリア確認は、Androidでも可能です。
ただし、Androidは、機種によって確認方法が異なってしまうため、一例の紹介となります。
- 設定画面から「接続」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「ローミング設定」を選択
- 「通信事業者」を選択
- 「自動選択」をタップしてOFFに切り替える
「自動選択」をOFFにすると、利用可能なネットワークの一覧が表示されます。
その中に「Rakuten」があれば対応エリア内にいると判断してください。
楽天モバイル契約後|my楽天モバイルで回線エリアを確認する手順
楽天モバイル契約後にエリア確認をする場合は、my楽天モバイルで確認可能です。
確認手順を紹介していきます。
- my楽天モバイルにログイン
- ホームをタップ
- 契約番号下を確認
- 「楽天回線エリア接続中」or「パートナー回線エリア接続中」という表示をチェック
この方法で、あなたが現在「楽天回線エリア」に接続しているのか、「パートナー回線エリア」に接続しているのか判明します。
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楽天モバイルの通信エリアの種類

楽天モバイルの通信エリアは、以下の4つとなっています。
通信エリアが気になる方は、確認してください。
4G LTEエリア【1.7GHz帯】

4G LTEエリアは、楽天モバイルで最も広い範囲に対応している通信エリアです。
4G LTEエリアは、都会だけでなく、山間部などでも利用でき、快適なデータ通信が可能です。
また、4G LTEの特徴などを表にまとめていきます。
| 4G LTEエリアの特徴 | |
|---|---|
| 特徴 | 通信速度や同時接続数で5Gに劣る →広範囲にわたって電波が届く |
| 強み | 建物や障害物による影響を受けにくい →山間部や都市部での通信も快適 |
| 弱み | プラチナバンドよりは、障害物にやや弱い →混雑時は速度が落ちる |
日本のどの場所にいても利用可能なことから、楽天回線エリアに該当するならば最も取り入れやすい通信エリアです。
5Gミリ波エリア【28GHz帯】

楽天モバイルの5Gエリアの「ミリ波」は、限定的なエリアでのみ利用可能です。
5Gミリ波エリアは、 通信速度の速さを求める方におすすめの通信エリアです。
ミリ波とは?
※クリックで開きます
ミリ波とは、「周波数が30~300GHzの電磁波」を意味しています。
直進性が強く回折しにくいことから障害物に弱いものの、情報伝送能力が高い特徴を持っており、5G通信で使われます。
5Gミリ波エリアの特徴などを表にまとめていきます。
| 5Gミリ波エリアの特徴 | |
|---|---|
| 特徴 | 通信速度は光回線と同レベル →5Gよりもさらに高性能な通信規格 |
| 強み | 利用者が多くても通信速度に影響なし →4K動画の視聴や大容量データの送受信も行える |
| 弱み | 建物などの障害物に遮られやすい →限られた場所でしか利用できない |
利用できるエリアや端末が限られていることから、利用できないユーザーが多いことが欠点です。
5Gミリ波エリアを利用する際の端末は以下の通りです。
- 米国モデルのiPhone
- Galaxy S24 Ultra
- Galaxy Z Fold5
- Xperia 1V
- Pixel 9 Pro Fold
- AQUOS R8 pro
どうしても5Gミリ波エリアを利用したいならば、まず対応端末に買い替えましょう。
5G Sub6エリア【3.7GHz帯】

楽天モバイルの5Gは、基本的に「Sub6エリア」を利用しており、4G LTEよりも快適に利用できます。
以上の画像の◯以外の濃いピンクで塗られた場所が5G Sub6エリアです。
Sub6とは
※クリックで開きます
6GHz以下の周波数帯(日本では3.7GHz帯、4.0GHz帯、4.5GHz帯が利用されている)を意味する用語です。
ミリ波よりも障害物の影響を受けにくく、遠くまで届きやすい性質を持っています。
5G Sub6エリアの特徴などを表にまとめていきます。
| 5G Sub6エリアの特徴 | |
|---|---|
| 特徴 | 速度とエリアの広さを両立している →どこでも接続が安定する |
| 強み | 多くの地域で利用可能 →高画質な動画の再生やオンラインゲームも快適に楽しめる |
| 弱み | ミリ波より通信速度が出ない →郊外や山間部では利用できない |
楽天モバイルは積極的にエリア拡大を進めており、今後も利用可能エリアが広がっていくことが予想されます。
パートナー回線エリア【au回線】

楽天モバイル回線だけでカバーできない場所は、パートナー回線エリアでカバーしています。
パートナー回線エリアとは
※クリックで開きます
パートナー回線エリアとは、au回線によるローミング接続がご利用いただけるエリアのことです。
楽天回線エリア以外の場所では、パートナー回線エリアに接続されます。
パートナー回線は、徐々に終了していく予定でしたが、安定したサービスを求めるためにパートナー回線サービスの継続が決定しました。
パートナー回線エリアの特徴などを表にまとめていきます。
| パートナー回線の特徴 | |
|---|---|
| 特徴 | 楽天モバイルのネットワークが整備されていない場所でも問題ない →地方や山間部でも繋がりやすい。 |
| 強み | エリア間の移動時に端末が自動で切り替える →屋内や地下でも利用可能 |
| 弱み | 混雑時に速度が落ちる →都市部では利用しづらい |
パートナー回線は、元々5GBまでの通信制限がありましたが、「Rakuten最強プラン」の登場により、制限が撤廃されています。
建物の中や地下では、繋がりにくいという欠点はありますが、新たにプラチナバンドが割り当てられたことにより、改善されていく見込みです。
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楽天モバイルが繋がりやすいエリアの特徴

楽天モバイルの通信がつながりやすいエリアは、楽天モバイルの5G回線エリアとなっています。
また、都市部や人が多く集まる場所が特に繋がりやすくなっており、都市部での利用ならば快適な通信が可能です。
ただし、建物の中や地下での通信に課題があったため、プラチナバンド取得し、商用サービスを開始したことで改善が期待されています。
プラチナバンドとは
※クリックで開きます
プラチナバンドとは、携帯電話で使われている電波の中でも特に重要な700MHzから900MHzの周波数帯のことです。
プラチナバンドを利用できるエリアに関しては、「プラチナバンドのエリア確認方法」をご覧ください。
現在では、まだ楽天モバイルのプラチナバンドを使えるエリアは限られており、課題解決とはなっていません。
全国で楽天モバイルのプラチナバンドを使えるようになるのは、2026年以降となる可能性が高いです。
そのため、楽天モバイルが繋がりにくいときの対処法は確認しておきましょう。
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楽天モバイルが繋がりにくいときの対処法・対策

楽天モバイルが繋がりにくいときの対処法は、以下のようなものがあります。
それぞれの対処法について、詳しく解説していきます。
楽天モバイルの対応エリアが分からない場合は、楽天モバイルのエリア確認方法を確認しましょう。
楽天回線のエリアへ移動
楽天モバイルが繋がりにくい時は、楽天回線のみのエリアへ移動することで繋がりやすくなります。
パートナー回線が繋がるエリアにいる場合は、auの電波を受信して通信されている状態です。
そのため、楽天回線のみが繋がるエリアに移動すると、自動的に楽天回線に切り替わります。
楽天モバイルが繋がりづらいと感じた場合は、自動的に楽天回線に切り替わるエリアへ移動しましょう。
Wi-Fi・機内モードの切り替え
楽天モバイルが繋がりにくい際は、Wi-Fi・機内モードの切り替えによって繋がることがあります。
Wi-Fiや機内モードの切り替えを行うことで、パートナー回線の接続が一度切断され、楽天回線の電波が受信しやすくなります。
手軽に行える方法となるので、楽天モバイルが繋がらない場合は、最初に試してみてください。
端末の再起動
楽天モバイルが繋がりづらい時には、一度スマホ本体を再起動してみるのも効果的です。
本体を再起動することにより、利用できるネットワークの電波を改めて探すため、楽天回線の電波を受信しやすくなります。
また、スマホの再起動は、動作の改善、不具合の解消などにも繋がるため、再起動をしばらくしていなかった場合は、一度試してみてください。
モバイルデータ通信を長時間OFF
楽天モバイルに繋がりやすくするためには、モバイルデータ通信を長時間OFFにする方法もあります。
モバイルデータ通信をOFFにしてから約10分後にONにすることで、楽天回線に自動で切り替わる可能性があります。
やり方などは、「Wi-Fi・機内モードの切り替え」と同じに感じられますが、モバイルデータ通信をOFFにする方が楽天回線を受信しやすいです。
SIMカードの抜き差し
楽天モバイルを利用していて、楽天の回線に繋がらないときには、SIMカードの抜き差しをしてみてください。
SIMカードの抜き差しは、通信トラブルを解決する効果的な方法となっていますが、取り扱いには注意が必要です。
SIMカードの抜き差しをする際の手順を紹介していきます。
- スマホの電源を完全に切る
- SIMカードトレイを取り出す
- SIMカードを取り外す
- SIMカードの金属面の汚れを確認
- 正しい向きでSIMカードを戻す
- トレイを元の位置に挿入する
- スマホの電源を入れる
SIMカードを抜き差しする場合に電源が入ったままだと、端末の故障やデータ消失の原因になるため、必ず電源は切ってください。
また、SIMカードは優しく扱い、金属面には極力触れないように注意しましょう。
楽天モバイルから他のキャリアへ乗り換え
楽天モバイルが繋がりにくく、様々な対処法を試しても改善しない場合は、他キャリアへの乗り換えを検討するのがおすすめです。
楽天モバイル回線だけが繋がらない場合は、改善の余地がありますが、パートナー回線も繋がりにくいとなれば、改善の見込みはありません。
楽天モバイルは、データ無制限で使いやすいキャリアですが、ネットに繋がらなければ不便な状態になるはずです。
通信環境の改善が見込めないならば、ドコモやau,ソフトバンクなどの他キャリアに乗り換えを検討してみてください。
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楽天モバイルのエリアに関するよくある質問
楽天モバイルを利用していくうえで、疑問に感じることや気になることがいくつも出てくるはずです。
そこで、楽天モバイルのエリアに関するよくある質問を紹介し、答えていきます。
あなたの疑問が解決する可能性もあるため、一度確認してみてください。
楽天モバイルの電波改善で2万円もらえるのは嘘?
楽天モバイルの電波改善で2万円もらえるキャンペーンはありません。
しかし、嘘ではなく、過去にアンテナ(Rakuten Casa)設置で2万円もらえるキャンペーンが行われていたことはあります。
ただし、2024年9月に終了してしまいました。
2万円はもらえませんが、楽天モバイルの電波改善は見込めるため、電波が不調ならばアンテナ設置を検討してください。
楽天モバイルのプラチナバンドのエリア確認方法は?
楽天モバイルのプラチナバンドのエリアは非公開のため、確認方法はありません。
東京都内にある基地局1カ所で対応完了しており、今後は主要都市部で電波が届きにくい地域を優先に設置されていきます。
関東から順次拡大し、全国展開していくことが予想されます。
楽天モバイルの通信障害情報を確認する方法は?
楽天モバイルの通信障害情報は、以下の方法で確認できます。
また、通信障害が発生している場合は、機内モードやモバイルデータのON/OFFを切り替えることで改善する場合があるので、試してみてください。
まとめ
楽天モバイルのエリア確認方法や繋がらない時の対処法などを解説してきました。
楽天モバイルのエリア確認方法は下記の通りです。
楽天モバイルは、繋がりにくい印象がありますが、プラチナバンドの利用が開始され、改善されてきています。
今後ますます楽天モバイルは、使いやすくなっていくことが予想されるため、楽天モバイルへの乗り換えを検討してみてください。
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